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茶コケって何、発生原因は

水槽を立ち上げて、ちょっと経つと茶コケが発生する。

次第に収まってきますが、概ね一旦は茶コケが発生する過程は起こるようです。

なぜ茶コケが発生するのか、色々調べてみました。


1枚目の画像はメダカ水槽に自作フィルターを設置したばかりのもので、2枚目は1週間後です。

淡水のアクアリウムで言う「茶苔(ちゃごけ)」は、一般的に珪藻(けいそう)と呼ばれる単細胞の藻類がガラス面や底床、水草などに付着してできる、茶色っぽい、または黄褐色っぽい苔のことです。


珪藻の発生する原因をAIに聞いてみた(Gemini)

  • 水槽立ち上げ初期の不安定な環境: バクテリアバランスがまだ整っていないため、栄養が過剰になりやすいです。

  • 過剰なケイ酸塩 (SiO₂): 水道水や底砂に含まれるケイ酸塩が、珪藻の殻の材料となるため、濃度が高いと発生しやすくなります。

  • 照明時間が長すぎる、または光量が強すぎる: 光合成を行う藻類の仲間なので、光が豊富にあると繁殖しやすくなります。

  • 硝酸塩、リン酸塩の蓄積: これらの栄養塩も藻類の成長を促します。

  • 水換え不足: 水中に蓄積した栄養塩やケイ酸塩が原因となることがあります。

  • フィルター能力の不足: ろ過が不十分だと、有機物や栄養塩が蓄積しやすくなります

ケイ酸塩・リン酸塩・栄養塩が原因

ケイ酸(ケイ酸イオン)とリン酸(リン酸イオン)は、特定の種類のイオン交換樹脂を用いることである程度取り除くことができます。ただし、一般的な軟水化用の陽イオン交換樹脂では効果は期待できません。

ケイ酸(ケイ酸イオン、SiO₃²⁻ など)の場合:

  • 強塩基性陰イオン交換樹脂: ケイ酸イオンは陰イオンであるため、強塩基性の陰イオン交換樹脂を用いることで吸着・除去が可能です。特に、ゲル型やポーラス型の強塩基性陰イオン交換樹脂が用いられます。

  • 弱塩基性陰イオン交換樹脂: 弱塩基性陰イオン交換樹脂でもケイ酸の除去は可能ですが、強塩基性に比べて効率が低い場合があります。

リン酸(リン酸イオン、PO₄³⁻, HPO₄²⁻, H₂PO₄⁻ など)の場合:

リン酸はpHによって様々なイオン種として存在しますが、いずれのリン酸イオンも陰イオン交換樹脂によって除去できます。

  • 強塩基性陰イオン交換樹脂: リン酸イオン全般に対して高い除去能力を発揮します。

  • 弱塩基性陰イオン交換樹脂: pHによって除去効率が変動する可能性がありますが、特定のpH範囲であれば有効です。



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