top of page
検索
  • 執筆者の写真Hideyuki Hagiwara

メロンの近況報告


2月2日に播種してから114日が経過しました。 親ツルカットし子ツル2本仕立てです。 雌花が出始めたので、現在EC値は1950μS/cmで朝5時から1時間おきに15分灌水をしています。 ずっと溶液の交換をしていませんでしたが、昨日溶液の肥料バランスが崩れを防ぐため全量交換をし、廃棄する溶液を花壇に撒きました。 10日前にウドンコ病の初期症状を確認したので薬剤散布しました。 その後症状は抑えられていて、殺虫成分も含まれているので害虫も確認されず良い状態を保っています。 気温の上昇に比例し長けも一気に伸びてきています。

葉の大きさは、手のひら大になっているので液肥濃度の調整は上手くいっているのではと思います。 各段に雌花の蕾が出始めてきています。今年は雌花の付きがとても良いので、良い位置の雌花を選別して受粉出来そうです。 受粉と同時にEC値を2100μS/cmあたりに上げていきます。

根の状態です。 大分伸びてきてはいますが、まだ溶岩礫培地内には余裕があるので3ℓの容量で大丈夫でしょう。 一般的な畑での栽培に比べると、根の量が少ないようですが、灌水方法、灌水量を調整し効率的に根から養分を吸収できるため成長出来ます。 水耕栽培と思われますが、根の質は全然違います。そうめんのようにスーッっと真っ直ぐ伸びた根では無く、細かく分けつした根になります。その細根から根毛が出ていて、そこから養分を吸収します。 甘いメロンを作るのに一番大事なのが日照量です。光合成により生成された糖が実に溜まっていきますので光が最も重要です。 ために光合成を行う葉を健全に保つことが重要ですね。その時二酸化炭素が必要とされます。 農家さんがハウスでCo2を使うのはこのためですね。またCo2を吸収させるには空気の流れで葉の表面にCo2を接触させるため風も大事なんです。

閲覧数:54回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page